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2022-05-08

【GEAR】CAMPACTのヘキサゴンテーブルをDIY[塗装]して、ヴィンテージな仕上がりに

キャンプでも家でもヘキサゴンテーブルを使いたい!

せっかくならキャンプで使いたいテーブルは家でも使いたくないですか?
そんなことないって? それは人それぞれか笑

自分としては、お気に入りのモノに囲まれていたいと思うので、まずはキャンプ・家兼用のテーブルをDIYしていこうと思います。
今回使用するテーブルは、【CAMPACT】(キャンパクト)のリーズナブルヘキサゴンテーブルになります!
お値段も¥21,780(税込)と比較的リーズナブルで見た目や質感、使い勝手を考えたらかなりコスパ高いかと!

campact_hexagon_table
CAMPACT公式サイトより引用

<仕様>
サイズ:【組立て時の外寸】1080㎜  【内寸】485㎜×高さ270㎜ 【収納時】540㎜×270㎜×160㎜
木材:シナランバー材18㎜厚 ジョイント部はMDF材
重量:約4kg
無塗装品

 

販売元の江間特殊工芸さんは、「ヘキサゴンテーブルをたくさんの方に使ってもらいたい」という想いがあり、最低限の加工のみで、最終の研磨(ヤスリがついています)や塗装を自分自身で行うということが前提としているので、この金額が実現できることですね!

とにかく自分のギアを塗装するってだけでワクワクです!

塗装する前にそのままで使ってみた

でも元々の仕上がり自体がとても綺麗なので、そのまま研磨せずに塗装せずに使用しても問題なくてこれはこれでありですね。(もしトゲがあるときは、そこだけでも研磨した方が良い)
なので、届いてから塗装するまで我慢しきれず、無塗装状態でもキャンプで使用してみました!
campact_hexagon_table2
campact_hexagon_table3

全然違和感なくていい感じですよね!
肉うまそう笑
ヘキサテーブルの醍醐味は食卓をみんなで囲めるということで、今回3人でもすごく使用しやすかったです。
すき焼きだったのですが、真ん中に鍋をおいたらちょうどいい!
4〜6名で使用したらさらにいい雰囲気です。

 

シナの白い木の優しいも好きですが、今回は部屋でも使用することを考えると自分カラーに染め上げたい欲求は止まらないので、さっそく塗装していきたいと思います!!
楽しみですね〜♪

 

塗装カラーはダイニングテーブルに合わせて、ヴィンテージな『マホガニー』で決定!

今回のキャンパクト ヘキサテーブルは家で使用する想定もあるので、他のインテリアと合うようなカラーがいいかなと思い、リビングで一番存在感を放っているのはマホガニーを使ったダイニングテーブルで、カラーリングも個性的でかなり気に入っているのでこれに合わせていくことにしました!

少し赤みがかった茶色で、購入前はちょっと個性強いカラーかなと思っていたのですが、使えば使うほどいい味出していくんですよね。これに合わせられたら最高だなって。
ちなみにこんなカラーです。綺麗でしょ笑
dining_table

ただ、少し心配なことが……
マホガニーカラーの塗料があるのかなと。

 

そんな心配はいらなかったです、塗料メーカー舐めんなよ!って言われそうです、、、すみません。
種類は決して多くはないですが、当然のごとくマホガニーありました! さすがです。
Amazonもしくはカインズ(他のホームセンターでも売っていますよー)でも売ってまして、さっそく用意。
もちろん楽天など他のネット通販でもありますが、DIYや部材などこっち系はAmazonが強い。
campact_hexagon_table5
こちらです!
※画像は全てAmazonより引用

和信ペイント 水性ウレタンニス つや消しマホガニー 0.7L
約¥3,280-¥3,800(カインズでは¥3,280でAmazonは3,783


食品衛生法に適合しているので、菓子皿や箸などの食器にも使用でき、お子様のおもちゃや食卓にもお勧めということで安心ですね!

と思ったのですが、購入後にも関わらずなんかウレタン樹脂ってのが微妙な気がしてきて……
パッケージデザイン的にもなんか心配。(いい塗料なんだろうけど、パッケージデザインってやっぱ大事だね!)
上塗りだけで木に染み込んで味が出ないのではと、感覚的ですがもっとなんかこう自然な発色がやっぱりいいなと思って、改めて調べたところ(事前に調べるべきだった、反省)、ワックス・オイル系が木の質感も残るしいいなぁ。と思ってきてしまった!

 

結果、なんならこの3種のワックス&オイルが良さそう。

BRIWAX アンティークマホガニー 370ml
約¥3,070(カインズでは¥3,580でAmazonは¥3,070

briwax_mahogany1
ワトコオイル マホガニー W-09 1L
2,768(カインズでは¥3,280でAmazonは¥2,768)
watoco_mahogany1
和信ペイント 水性オイルステイン マホガニー 0.7L
約¥2,000-¥2,280(カインズでは¥2,280でAmazonは¥2,000
washin_oilstain1
水性ウレタンニス以外、どれも店頭価格よりもネット販売の方が安いという。。
そりゃあ、みんなネットで購入しますよね、注文した翌日くることもあるし。今や当たり前ですが、この仕組みをつくった方々には本当に感謝ですね!

 

むむっ
これは迷いますな。。もう直感しかないです。

 

 

トータル面で鑑みて、、、

 

ワトコオイル マホガニー1L2,768)に決定!
なんか「英国生まれの塗料 70余年間の歴史がある」という時点で長年愛されている感と雰囲気もありますが、こんなに推しポイントがあれば、最後の一押しになるわけです笑
(ワトコの回し者ではありません!)

◆塗膜仕上げ塗料と異なり、木が持つ本来の樹味をそのまま表現
◆ 表面に塗膜をつくらない浸透型オイル
濡れたような深みのあるウェットな仕上がり
天然型浸透性塗料樹の表面に塗膜を残さない艶消し仕上げ
調湿効果があるので木の呼吸を妨げず、割れや狂いの抑止効果

◆作業性が良く、道具を選ばず簡単に塗装でき、塗りムラができない
木質製品全般に使用でき、家具・工芸品はもちろん、住宅や店舗の内装などにも使用

たくさんありすぎてすみません。。
まずは評判が一番です!

 

では、塗料が決まったところでさっそく塗装の開始です!
仕上がりが楽しみですね。

 

塗装を仕上げるには、主に3つの作業があります

大きく分けて塗装には3つの作業がありますので、チェックしてみましょう。

 

❶木材のヤスリがけ
❷塗装
❸仕上げ(今回はミツロウを塗ります) 他にもニス仕上げなどがあります

 

それぞれの作業で必要なものも確認してみます。

❶木材のヤスリがけ
必要なものはまさにヤスリ。
今回は元々全体的に綺麗に仕上がっているため、角の部分中心のヤスリがけです。
ですので、紙ヤスリの番手は120(粗目よりの中目)320(細目)の2種類を用意しました!

ヤスリの番手の見方としては、下記となっていますので他でヤスリを使用するときに参考にしてくださいね。
粗目:#40~100
中目:#120~240
細目:#280~800
極細目:#1000~

<予算>
¥200〜300

ヤスリは持っているとたまーに使ったりして便利なので、こんなセットを買ってしまうのもありですね。
幅広い番手をカバーできます。
送料込みで¥1,000程度だったら、お安いかと思います!

yasuri

 

❷塗装
こちらは先ほどの色決めのときに検討していた塗料になります。
塗料もオイル系、WAX系、ウレタン樹脂系、ペンキ(耐熱ペンキもある)など、いくつか種類があるので素材や用途によって決めるのが良いですね。
前述にあるように、ワトコオイル マホガニー1L2,768)にて今回は塗装していきます。

あとは塗料を塗るための刷毛も必要ですね。
こちらはホームセンターのもので十分です!

<予算>
塗料:¥2,500〜3,500
刷毛:¥150〜200

 

❸仕上げ
そして最後に仕上げです。
こちらも様々ありますが、結論からいいますと今回はミツロウで仕上げました。
他にも水を弾いてくれるニス仕上げなどもあります。
今回は飲み物を飲んだり食事もするテーブルということで、艶なしのニスも検討しましたが、自然な仕上がり重視のミツロウにしたわけです!
後ほど詳しくご説明しますね。

<予算>
¥880〜1,500

mitsuro

 

さて最初の作業はお決まりのあの作業、そうヤスリがけです!

最初のヤスリがけは、そうあの地味なヤスリがけです笑
これ作業量によっては修行です。
この作業をやってまでして、DIYをやりたいか!自分だけのギアが欲しいか!
それを見直すにはちょうど良い作業ですwww
あー、もう無理って思ったらやらなくてもいいと思います(後から後悔することは否めませんが)。それくらい地味ですね笑

 

でも今回のCAMPACTリーズナブルヘキサゴンテーブルは、そのまま使用できるくらいのレベルで綺麗に基本加工されているのでご安心を!!
角もおおむね綺麗ですが、時折ささくれ的なものがあるので、そこをヤスリでシャシャッとするだけでOKです。
campact_hexagon_table_diy8
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下記のような少しボコボコとしたところは、多少なりと均しておいた方が塗装はしやすいと思います。
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もちろんこのような面のところもやっておいた方がいいのですが、かなり綺麗に加工されているので変に手を加えない方がいいかなと思って、今回は特にヤスリがけはしなかったです!
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上記を足6枚、天板6枚行うので、なるべく作業量は少ない方がいいです!
面はヤスリをかけずに、角のヤスリがけだけでも作業時間としては60〜80分はみておきましょう。
綺麗になる喜びを感じることが最大の秘訣です笑

でも最終の仕上がりの良さや、使っていてささくれ部分が剥がれると無塗装部分が見えたりするので、非常に重要な作業なのは間違いないです。
ここは手を抜かずに行いましょう!

次の塗装のためにも、表面についている削りカスはしっかり落としておきましょう。
乾いた布やウエス(Tシャツなどの切れ端など、いらない布全般)で大丈夫です。

 

次はいよいよ塗装のお時間です!

さて修行(ヤスリがけ)も終わり、メインイベントの塗装タイムです!
ただし塗装には準備と、まとめて塗らないとムラが出てしまうので時間の確保は必要なので、計画的に行うことが重要です!

まずは準備ですが、こんな感じで塗装する下にはダンボールとビニール、新聞紙の3重構造で敷くことをオススメします。
大袈裟かと思うかもですが、塗料を侮るなかれ。
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さて塗料は何に入れて作業しようかなと。
あ、紙皿とかだとふやけちゃうし、この前もらったお菓子の缶があるからちょうどいい!缶ならしみないしね。

 

 

…………

 

 

これ、ダメ絶対!
浸水します笑 笑えません。
惨劇がコチラ。床には絶対においてはいけません。。って普通やらないか。
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とはいえ、今日はこれしかないので強行突破です!
先ほどの3重構造のところに置いておけば染みません!の実験でもあります笑
大きさもちょうどいいけど、缶底から徐々に塗料が染みてきますのでくれぐれもご注意を!ちゃんと買おう。。
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準備ができたところで気を取り直して、塗装開始です!

まずは脚からヌリヌリ……
最初は塗りづらい淵から塗っていきます。くぼみ部分は少し塗料を多めにつけて塗ると塗りやすいです!
ただ、面の方にたれるので面の方はしっかり塗り伸ばしておく方がいいですね。たれた部分を長時間放置すると濃淡のムラが出てしまうので、要注意です。
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中々いい感じに仕上がりましたね!
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これを脚6枚塗装します。

あらかじめ塗った後に乾かすスペースを確保しておくのも重要ポイントです。
コチラも置いたところに塗料がつかないように、ゴミ袋などのビニール素材を敷いておくといいですよ。(100円ショップのビニールシートがいいかもです。)
自分は窓のヘリを利用して立てかけました。オイル系塗料なので、多少ビニールに触れても手で伸ばせば塗りムラは解消します。
この辺素人っぽくてすみません。。

 

さぁ、次はテーブルの天板の塗装です。
大きいだけに塗りごたえがありますね!このくぼみも塗るづらいので、少し多めに塗料をつけて先に塗っておきましょう。少し液体をたらして一気に伸ばすイメージです。
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ロゴには想いを込めて。
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ムラなし!
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いい感じじゃないですか?
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天板も6枚すべて塗り終わって完成!

 

とはいきません!
やはりもっといい色で仕上げたいので、2度塗りをします。
2度目に塗装する際は、塗る前に軽くウエスで表面を拭き取ってあげたり、細めのヤスリで表面をなめらかに仕上げてあげると塗料のノリや仕上がりがより綺麗になります。
ちなみに1度目の塗装して、翌日に2度目を塗装するのが理想です。

これ面倒ですが、長く使うとなると2度塗りは絶対にやっておいた方がいいです!(もっと濃いカラーが良ければ3度塗り)
実際の仕上がり具合の比較はコチラです。
1枚目は先ほどの1回目を塗り終えた脚の画像で、2枚目は2度塗り後の写真ですが、結構仕上がりに違いがあることがわかります。
1度目はうっすら木の色が残っているけど、2度目はくっきりと塗料がのっていますよね!
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天板もしっかり2度塗りしていい感じです!
まだ乾いてないですが、塗料が徐々に染み込んでいっているのがわかりますよね笑
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さぁ、これで塗装は完成です!!
2度塗りしたので、中々時間はかかります。
1度塗ったあとに乾かす必要があるので、半日ずつは時間を見ておいた方がいいですね。
手間と時間をかけた分、愛着がわきますし期待に応えてくれますよ!

缶から徐々に染み出していたせいもあって、塗装後は血の海です笑
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最後に仕上げ加工です。今回はミツロウでオイリー仕上げに

塗装は終わりましたが、最後の仕上げがさらに完成度を高めます。
ニスも耐水性や耐久性から考えましたが、できるだけナチュラルな仕上がりが良かったので、今回はミツロウで仕上げようと思います。
カラー合わせに参考にしたダイニングテーブルもミツロウでメンテナンスしています。
塗りたては少しウェッティですが、馴染むと程よいマットな艶感もありいい感じの仕上がりになりますのでオススメです!
先ほどもご紹介しましたが、コチラの小さい60gサイズで十分です。200gサイズもあります。
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作業内容は至って簡単。
ウエス(布)でこのミツロウを満遍なく塗るだけです!
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塗ったところは少しオイリーになるので、左右で質感が違うのが良くわかるかと思います!
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こんな仕上がりになりましたー
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普段使用している木材の家具などもたまにはメンテナンスいかがですか?
ニス加工されているものには使えませんが…
木もですが、革製品もメンテナンスすると気持ちが整いますよ!
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さっそく「フォレストパークあだたら」でヘキサゴンテーブルをお披露目!

今回は地元福島に帰省するタイミングもあったので、「フォレストパークあだたら」のデイキャンプで塗装したヘキサゴンテーブルのお披露目しました!
やはり外では自然光とのコントラストも相まって、綺麗なカラーに仕上がっています!
自画自賛www
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天板の木目によって若干の濃淡が出たり、これがまた味が出ていていいですねー
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もちろん大変ではありましたが、トータルして大満足の仕上がりです!!
このCAMPACTリーズナブルヘキサゴンテーブルは、事前にある程度仕上がった状態でくるので、ヤスリも簡易的で大丈夫ですし、できるだけ時間はかけたくないけどオリジナリティを出したいという方にはすごくオススメですね。
すでに塗装済みの商品もありますので、ぜひショップのサイトも覗いてみてくださいね。
campact

 

最後に地元福島のキャンプ場ということで、簡単に「フォレストパークあだたら」の写真もアップしますね。
今回はデイキャンプなので、宿泊の林間サイト内の写真はありませんが、日本有数の敷地面積を誇っていて約20年前にできたとは思えない綺麗さです。
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子どもの遊ぶところもあります!ハンモックでリラックス〜
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ここは市営のキャンプ場なので、管理が行き届いているということもあるかと思いますが、敷地も施設もすごく整っていて、初心者の方も安心してキャンプができるかと思います。
詳しくはまた別途記事で紹介します!
福島はもともと自然豊かな土地なので、実はいいキャンプ場たくさんあります。
裏磐梯にも有名なキャンプ場もありますし、必ず改めてゆっくりといきたいと思います。

 

今回はCAMPACTのリーズナブルヘキサゴンテーブルのDIYということで、最後までご覧いただきありがとうございました!
なんだ簡単じゃん!結構面倒だな、色々な感想があるかと思いますので、こちらをみてやっぱりできあがっているテーブルを買おう、自分でもDIYしてみよう!など少しでも参考に、何か行動のきっかけにしていただければ、とても嬉しいです!

どんな形でもまずはキャンプに行ってとにかく楽しむ。
これが一番大事なことです。

 

引き続き、他の記事も見てみてくださいね〜
新しい記事もお楽しみに!

 

あ、他のギアを塗装してる記事はこちらです!
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