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2021-10-02

【GEAR】キャンプギア、DIYしてみました。簡単金属ランタンスタンドで快適な空間をつくる

マッドブラックのカッコいい金属ランタンスタンドをDIY。マンションでもできる

世の中にはたくさんのギアで溢れています。
ほんとカッコいいものいっぱいあるんです!!だからこそ、色々と迷っちゃう。さらには「うぉっ!これいい!」って思うものってちょっと高いし、「安くて中々いいかも!」とよくみたら、もう一歩なにか物足りなくて。
みたいなこと、よくありますよね。
じゃあ、『自分でつくれるものはつくろうか!』ってわけです。

 

これから色々とDIYに挑戦してみようと思いますが、まずは簡単につくれそうなランタンスタンド(ハンガーラック)からDIYしました!
たった3ステップですごく簡単です!

①パーツ揃える
②バリ(トゲトゲしている部分)、+脱脂(中性洗剤で軽く洗う)する
③塗装する

やば、簡単すぎて大丈夫?って感じですよね。

 

最後まで見てできあがりが想像と違うわーってなる方もいるかと思いますので、最初にお見せしてしまいますとできあがりはこんな感じです!
使い勝手などの感想も最後に書いていきますので、ぜひ読んでみてくださいね。
気になる費用面はスペックにもよりますが、自分がつくるために確認した限りでの最安はたった約¥1,750(税込)でできます。今回はダッチオーブンを吊るす想定も考えて耐熱塗料のスプレーを使用したため、合計¥3,563(税込)でした。(内訳は続きにありますよー)
出来栄えや耐久性などを考えるとかなりコスパ高しです!

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パーツの調達は全てホームセンター、もしくはECでもOK

まずは部材の調達ですが、DIYを前提とするとこれは基本簡単に調達できるっていうのがマストですね。
少なくとも下記で手に入ることが条件です。

 

◆ホームセンター
◆EC(Amazon、楽天市場、Yahooショッピングなど)
◆100円ショップ(今回はS字フックを使用)
→100円ショップのS字フックじゃちょっとなぁ、って方はこちらオススメです!
炭素鋼ハンガーフック4つ入り
◆近所の専門店(金物屋など) →今はあんまりないかも。。

 

今回のハンガーラックはホームセンターで全て揃いそうですね。
多少費用が掛かっても行くのが面倒・時短したいなどがあれば、ECを使うこともありですが、完成品を買った方がいい場合があるので、そこはちゃんと比べてみてください!
というか、そういう方は基本DIYとかはあまり好まないかもしれませんね笑
無駄な時間をできるだけなくすという考え方は私も好きですし、全然ありです!

自分の場合は今回のランタンスタンドは探してもしっくりくるものがないので、じゃあつくっちゃおうってスタンスです!
基本どんなにものであろうと、納得できないものはあまり使いたくないなって思ってしまうので、、、
よくいえばこだわり、悪くいえばめんどくさいヤツです笑

 

準備するパーツは金属の「ロープ留め」・「棒」、「塗料」だけ!

今回用意するものはたったメイン3種類+紙やすりのみです!

 

◆金属のロープ留め
◆金属の棒
◆塗料(ダッチオーブンで調理したい方は耐熱塗料)
◆紙やすり 細目#320(正直バリが取れればなんでも大丈夫)

 

ホームセンターで店員さんに「金属のロープ留めありますか?」と聞けばすぐに見つかりますよ!
カインズが自分のMyホームセンターなので、今回はカインズから調達しました。
上京するまではカインズホームって名前で地元福島にしかないホームセンターかと思いましたが、今やホームセンターでは存在感は中々のものです。
しかもアウトドア用品も結構充実していて、KUMIKMOKU(クミモク)というオリジナル商品も多数だしています。
初回のスターターキッドでは折りたたみのイスに関しては、金額・デザイン・コンパクトさを考慮して一押しです!

参考までにコチラです。
常に状況は変わると思いますが、3色展開していました。コチラはネイビーですが、自分はブラウンを持っています。

KUMIMOKU
カインズ オンラインサイトより参照

 

 

さて、本題に戻りますが、自分が選んだパーツはコチラになります。
どこのホームセンターにも長さや仕様は違えどある一般的なものです。

 

◆金属のロープ留め(ブラウンカラー)D13× 1000mm ¥833×2=¥1,633
 →塗装なしのシルバーであればもう少し安くて、¥600程度

◆金属の棒(シルバー)D13× 1000mm ¥262

◆耐熱塗料600℃テルモスプレー(KANSAI PRINT ) マッドブラック  ¥1,518
→耐熱でなければ¥198〜あります。

◆紙やすり 約150円


合計金額:約¥1,750〜¥3,563程度 
※金額は全て税込

 

ロープ留めと棒に関しては長さの種類もあるので、用途やキャンプスタイルによって(ローススタイルなら短めなど)長さを選ぶのが良いかと思います!

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今回ロープ留めに関しては、シルバーの方が安いのですが、ブラウン塗装バージョンが売っていたのでブラウンにしました。
ちょっとだけ金額は高いのですが、仮に塗装が剥げた場合を想定したとすると目立たなくていいかなという理由です。

塗料については悩んで、実際通常の塗料を使って安く済ませることもできましたが、ダッチオーブンを吊るして料理もしてみたかったので、ちょっと高いけどマッドブラックで耐熱スプレーがあったので、コチラにしました。

見た目は変わらないので、ダッチオーブンは使わんって人は通常の塗料で大丈夫です。

 

塗装の前にまずは「バリ取り」と「脱脂」が大切

すぐに塗装!!という気持ちを抑えて、まずは「バリ取り」と「脱脂」を行います。料理でいうと下ごしらえみたいなものですね。
自分はマンション住まいですが、マンションのベランダスペースでも十分今回のDIYはできますよー

「バリ取り」コチラのようなトゲトゲした部分のことです。ここを処理しておかないと、皮膚を引っかいたりと怪我のもとになりますから、必ず行った方がいいです!
作業自体は簡単で目の粗い紙やすりで大雑把に磨いて、次に目の細かい紙やすりで仕上げるだけです。削りカスはウェットティッシュなどで綺麗に拭いてくださいね。
バリさえ取れればいいと思うので、1種の紙やすりがあれば全然OKだと思います。(今回家に2種類あった)
面積がほとんどないので、目の細かい紙やすりだけでもいいです。ヤスリは意外に家に眠っているもの?ですが、購入しても150円程度です。

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次に「脱脂」を行います。
「脱脂」とは素材自体に付着している油や膜を取り除く作業のことで、人の手の油脂や機械の油などが付着している可能性もあり、塗装をする際に塗装液がはじかれてしまうこともあり、そうするとすぐ塗料が剥がれてしまうときもあるためこちらも合わせて行いましょう。
ウェットティッシュなどに中性洗剤(台所洗剤)を含ませて、洗って流すだけです!

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「バリ取り」と「脱脂」の作業は合わせて長くみても30分程度でできます!
仕上がりはこんな感じですね。ツルッとしてて安全に仕上がりました!

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杭部分の先っぽも磨いておいた方いいです!

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最後にスプレーによる塗装、重ね塗りがポイント

さぁ、ついにメイン塗装作業に入ります!?
必ず下に汚れていい何かを敷いてくださいね。今回はマンションのベランダということで、汚すわけにはいかないので、新聞紙を二重に+45Lのゴミ袋を敷きました。新聞紙だけだと塗料が染み込んで汚れる可能性があるので、ゴミ袋を敷いた方がいいです!

こんな感じです。

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これで準備万端です!
さっそくこのブラックツヤ消しの耐熱塗料で塗装してみましょう!
通常の塗料は色々なカラーが売っていましたが、ホームセンターによるかと思いますが、耐熱塗料はこのメーカーさんの商品のみでブラックのツヤあり・ツヤ消し(マットタイプ)しかありませんでした。
あまり使う人もいないですからね。
KANSAI PRINTのテルモスプレーという商品で、600℃まで耐えうる塗料でストーブ・煙突・焼却炉での使用と書いてあるので、間違いないです笑

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Amazonでも売っていましたので、出かけるのが面倒・在庫切れの場合はECでの購入が便利です!
調べてみるとこのオキツモ ワンタッチスプレー(マットブラック)が650℃の耐熱も誇っていて、¥1,350(税込)とむしろ自分の使ったスプレー塗料よりも耐熱性もあって安いです笑
ちょっと悔しい。。

 

気を取り直して、それでは塗装開始!
まずは表面を塗っていきます。
シューっとするだけで綺麗に塗れて気持ちが良いですね!コツは均等に吹きかけること。ただそれだけです。
ハケで塗装するよりもスプレーの方が均等に塗りやすいので、オススメですよ。

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こんな感じで全体を塗装したらある程度乾くまで2〜30分。これからあと2回重ね塗りをしますが、同じように全体に吹きかけて乾かしてを繰り返します。
重ね塗りした方が塗料が剥がれづらく耐性も上がりますから、ここはめんどくさがらずに合計3回は塗装することをオススメします。
乾いたらひっくり返して、逆面も同じ要領で3回スプレーで塗装します。
※乾いてからでないと新聞紙にくっついちゃうので、要注意です!焦らずに。

 

漆黒のマットブラックな仕上がりはカッコいい

重ね塗りした仕上がりはこちら!
やっぱりいいですね、マットブラック。
基本的にはいぶし銀な仕上がりになるマット系が好きで、なんでもマットにしたいくらいです。
車もマット系の仕上がりもオプションで出したら、結構人気出るんじゃないかな〜といつも思います。
もちろん光沢の良さもあるのですが。

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思った以上に綺麗に仕上がったなー、と思います!
この成功に味をしめて、次のDIY塗装はガスコンロをマットブラックに塗装してみますので、楽しみにしていてくださね。

 

実際キャンプ場で使用してみると、便利でカッコよくて最高でした!

できあがったマットブラックのハンガーラックですが、さっそく実際に使用してみました
設営も実に簡単。長くみても3分以内でいけますね。

 

①金属の棒をペグハンマーで2本打ち込む(場所決めも入れて2:45)
②残りの金属の棒を穴に通す(0:05)
③S字フックを取り付ける(0:10)

 

3分の定番、カップラーメンができちゃいます。
個人的には麺カタが好きなので、ちょっと間に合わないかもですが笑
(カップヌードルは1分で食べ始めますw)
①の打ち込みで金属の棒の塗料が剥げたらどうしようかなと思いましたが、全然平気でした!回数重ねての耐性も気になりますが、何かありましたら報告しますね。

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見た目や構造もシンプルで主張しすぎず、サイト全体の雰囲気にアクセントを与えてくれます。
しかもさりげなく便利で使い勝手もいいです!

用途の定番はランタン、カップ、トングなどを掛けたり、それこそ洋服のハンガーラックとしてももちろん利用できます。
タオルを掛けて乾かしてもいいし、用途にはなんの決まりもなく自由!
自分はいずれダッチオーブンを吊るして使ってみたくて焚き火の近くに設置したのですが、鉄板も吊り下げてみたら利用するタイミングでいちいち取り出しに行く必要がなくてすぐにセットができて、かなりストレスフリーかつ便利でした。

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焚き火近くだとランタンの光も炎と相まってさりげなく雰囲気も良くなるし、先ほども言いましたが、暗いところだと見失いがちの焚き火用のトングも掛けておけますよ!
そして、裏技?はフックのない火吹き棒も置けてこれも何気に便利!?な用途としても使用できます。

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簡単かつ、マットブラックのカッコよさが光るハンガーラックはいかがでしたか?
ぜひギアDIYの入門編としてお試しください!

 

別でガスコンロの塗装をDIYしてみますので、ぜひご覧ください♪

【GEAR】カセットコンロ簡単塗装[DIY]してみた。マットブラックでアウトドア仕様に変化 !?

最後までご覧いただきありがとうございました!
それではまた。


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