Life
2022-07-15
お気に入りのドイツ時計。長年の相棒たちです!
魅力的なドイツ時計たち。
スマホがあるから腕時計はいらないなんて言われてもう10年くらい経ちます。
腕につけていると気になる、重い、使わないなど気持ちだけはわかります。
でも、かかる心地よい重みやあの小さい世界で1つ1つ違った個性的なデザインが詰まっている魅力はぜひお伝えしたいところですね。
ロレックス、オーデマピゲ、IWC、パテックフィリップなど高級ブランドたちも金額は置いといて、色々な魅力はありますが、ちょっと手が出ません。。
数々の腕時計の中でもドイツ時計の魅力についてお伝えできればと思います。
ドイツといえば欧米の中でもとくに経済力の高い国で、GDP(国内総生産)の高さは、アメリカ、中国、日本に次いで世界で第4位。自動車輸出台数は、世界1位(2020年現在)といったように、世界有数の先進工業国であるとともに貿易大国。GDPの規模では欧州内で第1位の国です。
※ELEMINIST参照
車のメーカーを並べるとドイツの工業国っぷりがよくわかり、メルセデスベンツ、BMW、ポルシェ、アウディ、フォルクスワーゲンといった誰でも知っているような名だたる名前が並びます。
すごいですね。。
腕時計で代表的なドイツブランドだと、
Sinn(ジン)、NOMOS(ノモス)、JUNGHANS(ユンハンス)、ミューレ グラスヒュッテ、超高級だとA.ランゲ&ゾーネといったところでしょうか。
もちろん知ってますよね?
ん?
え、全く知らないですか。。
ですよね、、興味なければ知らなくて当然。これをきっかけに少しでも興味を持ってくれれば嬉しいです。
個人的にはSinn(ジン)、NOMOS(ノモス)、JUNGHANS(ユンハンス)もかなりいい感じなブランドでシンプルかつ個性的な無骨さ、繊細さ、昔の良きクラシカルな雰囲気とそれぞれブランドで特徴は違いますが、魅力的なところがたくさんあります。
それぞれ公式サイトをリンクしてありますので、機会があれば見てみてくださいね。
Mokuji
ドイツ時計でもSCHAUER(シャウアー)、 STOWA(ストーヴァ)が好き
数あるドイツ時計の中でも個人的な推しは、SCHAUER(シャウアー)とSTOWA(ストーヴァ)。
この2つのブランドはヨルグ・シャウアーというウォッチビルダーがつくっている時計で、シンプルながら金属の武骨さを残しつつ、随所に繊細さを表現しているところにあります。
彼の生い立ちや魅力はたくさんありますが、WEBカタログの方がより詳しく掲載されているのでこちらも興味ある方はぜひご覧ください。
非常に熱い情熱を持って腕時計をビルドしていることが伝わります。
SCHAUER、STOWA両方載っています!
愛用しているSCHAUER(シャウアー)はこちら!
まずはシャウアーのご紹介。
こちらは1本だけ持っていて本当はもっと欲しいのですが、最近の円安や原材料高騰の影響もあってか今は結構お高くなってしまったので……
唯一愛用しているのシャウアーは『Editionシリーズ』。
見た目ベゼル(時計の縁)にビスが入っていたり、結構ゴツめな印象があるかと思いますが、ケース(時計本体)やバンドの細やかな仕上げには随所に繊細さを感じる逸品。
素人目線ながら、特にメタルバンドはコマ1つ1つのエッジを滑らかに仕上げているところにはこだわりを感じます。
文字盤のシンプルさとは相まって、存在感のある針、文字盤のブランドロゴの入れ方、曜日と日付を表示させるベース部分がシルバーというのも個性があって魅力的。
いつもなんとなくシャウアー気分になったときか、特別なときに着けることが多いですね。
1つ目のSTOWA(ストーヴァ)は『Chronograph 1938』
次はSTOWA(ストーヴァ)について。
STOWAは元々はドイツのフォルツハイムで1927年に創業した老舗メーカーで、このブランドには魅力的な背景があります。
時計業界は日本の誇るSEIKOが世界初のクォーツ時計(電池式時計)を開発したことで業界に革命が起き、それまで当たり前だった機械式時計が衰退、このSTOWAもその一つで、ついには休眠状態になっていました。
それを2004年に再興させようと動いたのがヨルグ・シャウアー氏。
彼は自分の育ってきた街を代表するこの老舗ブランドSTOWAをどうにかしたい気持ちで手がけた、彼の想いがたっぷりとこもっている素敵なブランドなのです。
そのSTOWA、1本目のお気に入りは『Chronograph 1938』。
こちらの時計は元々レザーバンドだったのですが、アウトドアにも合うミリタリーなカーキ色のナイロンバンドへ変更。相性も抜群!
強いていえば、金属部分がヘアライン加工(マット仕上げ)だったらもっと最高でしたね。
この時計は文字盤内の深みのあるベージュカラー、数字のフォント、目玉の円形に沿った刻みの長さや配置など、デザインバランスや絶妙なカラー設定がなんともいえない渋い仕事っぷりです。あとは、日付表示の窓枠の形も他にない個性を感じます。
サイズは少し大きめですが、繊細なつくりが随所にみられるのでゴツさを感じさせないのもポイントかな。
もう中々店頭には売っておらず、オークションで手に入れられたのは運が良かったですね。
2つ目のSTOWAは、やっぱり『ANTEA』
次はドイツ時計の魅力にハマったきっかけになったのが、この『ANTEA(アンテア)』。
この「THE SIMPLE」が1番の魅力ですね。
数字のフォントや針の長さなどのデザインバランスが秀逸。
1つ大きな特徴として、中々写真ではわかりづらいのですが、針が綺麗な焼き付けのスチールブルーになっていて、ここかなは惚れましたね。
安っぽいインクのブルーではなく、金属感のあるディープブルーでこれも針が太いと安っぽいし、そこがなんとも言えないバランス感覚。
今では珍しくなったメッシュブレスも適度な厚みと重さがあって、つけていて心地よく、つくりも繊細でこだわりを感じます。
やらしい話、当初¥80,000くらいだったのですが、今正規代理店のTiCTACでは¥187,000になっていて、しかもレザーバンドしか今はなさそうですね。(画像にリンク貼っておきました)
レザーもかっこいい。
買っといてよかった笑
この時計はシンプルが故にナイロンバンドとも相性抜群なので、いろいろと楽しみながら付けられるのもこの時計のいいところ。
最後はアンティークのSTOWA
このアンティーク(であろう)STOWAですが、これもオークションで落札した手巻き時計。
確か価格は¥15,000くらいだったかなー
時計はオークションで購入するのはありですね。ちゃんとメンテナンスされているかは気をつけないとですが、時には今回のように掘り出し物が見つかったりします。
アンティークが故に誰が何をいじっているかわからないので、真偽はわからないところもあるのですが、こう言っては失礼ですがわざわざこのマニアックなブランドの偽物をつくっても儲からないので、おそらく長年眠っていたものを誰かが仕入れてオーバーホールしたものと信じています。
時計としてはしっかり時を刻んでくれていますし、気に入っているのでそのところは気にせず。
いい味出してるなぁ。
下の写真を見てわかりますが、ケース(時計本体)はボロボロでガラス部分(叩いた音的にプラスティックかな)にも少しキズがある。
今の機械では表現できないであろうケースの独特の丸みや針の経年劣化、プリントの粗さなどなど今のものづくりの精巧さから比べると雲泥の差があり、人によってはこのボロ時計誰が買うんだって感じで、そう思う気持ちはわかりますよ。
でもロゴの入れ方とか、文字盤の周りだけ白黒反転させてたりとか、全体感がなんかこの粗さと相まってその独特なこだわりと雰囲気がいいんですよねー
時計本体は結構小さいので、レザーバンドだとおば様の時計をメンズがつけているようで、かなりアンバランスなダサい感じで焦りましたが、カーキのナイロンバンドを別途購入して付けてみたらかなり良かったので安心。
時計ってすごく奥深くて、たった数センチの時計本体で材質、形、針、文字盤デザインたったこれだけで無限の表現ができるんです。
まさに『Industrial Art』。
英語で格好つけてみましたが、いい響きですね笑
正直値段もピンキリですが、気分と用途によって使い分けるというのが一番オススメです!
グッシャグシャに使い倒すならやっぱり日本が世界に誇るG-SHOCKがいいですし、とにかく楽しんだもん勝ちです!!
皆さんもこれを機に腕時計を着けてみてはいかがですか?
この記事がきっかけになってくれれば嬉しいです。
今回も最後までご覧いただきありがとうございました!!
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