Outdoor

2023-07-02

【資格】キャンプインストラクターの資格とは、どんなことやるの?気になる費用も。埼玉県キャンプ協会

知識を深掘りするためにキャンプインストラクターの資格に挑戦!

キャンプをするには資格なんて入りませんし、それぞれのやり方でマナーを守って楽しく過ごせるのが一番いいですよね。
マストな資格ではありませんが、これからもたくさんキャンプをする上で以下の知識を深めていきたいなと思い、資格取得に至りました!

 

◆安全面について
◆ヒトにとってのキャンプとは何か
◆緊急時の対応
◆キャンプの楽しみ方の幅
◆キャンプスキルの向上

 

ざっくり言うとこんな感じですね。
もちろん最低限のマナーなどは師匠はじめ、ベテランキャンパーやインターネットでもわかることです。
しかしながら、やはり体験・体感するのが一番です!

実際は上記以外にもたくさんの知識や体験をすることができましたよ!

 

真面目に講座を受けていたので、全部が全部写真は撮れませんでしたが、できるだけ写真を交えながらレポートしますので、これから資格取得される方の参考になればと思います!

 

キャンプインストラクターとは?

まず最初にこの資格はなんぞや?というところですが、日本キャンプ協会では下記のように記載されています。

 

キャンプインストラクターは、キャンパー個人やグループに対して、キャンプのプログラム等の指導を行う役割を担うことができる指導者として認められる資格です。
講習会では、キャンプの意義やキャンプの安全などの知識を学ぶとともに、実際にキャンプのアクティビティを体験しながら、プログラムの指導についても学びます。

 

ということで文字通りかと思いますが、キャンプの指導についてやアクティビティなどのプログラムを安全に進行できるように知識や実技を学ぶ、ということですね。
どちらかというと、プライベートキャンプでももちろん役に立ちますが、いわゆる『組織キャンプ』と呼ばれる集団キャンプをメインとした内容が多いです。

 

楽しむことは大前提ですが、プライベートであっても組織キャンプであっても子どもたちも多く参加するので、安全面の知識の向上という最重要課題には向き合えるかと思います。

 

キャンプ協会について

キャンプ協会といっても協会は大きく分けて、とりまとめる『日本キャンプ協会』と『各都道府県のキャンプ協会』に細分化されています。

豆知識ですが、全都道府県に協会ができたのは意外にも最近で2018年に福井県で協会ができ、全都道府県が出揃ったようです。
テストには出ない可能性高い(わからないですけど!)ですが、テキストにも掲載していますよー

 

自分は埼玉県に住んでいるので、今回『埼玉県キャンプ協会』にて資格講習を受けました。
実際は参加者の中には神奈川県や群馬県の方もいて、開催のタイミングがそれぞれの都道府県で違うので、自分の都合の良い協会で受講することが可能です。

協会の方とももちろんお会いするので、自分の住んでいる都道府県や活動がメインの都道府県を選んだ方が何かと都合はいいかもしれませんね!

2023年は6/17が座学、6/24-25が実技講習でした。
参考までにチラシ添付しておきます!
すでに開催済ですが、URLはこちらより
キャンプインスタラクター_埼玉県キャンプ協会チラシ

 

資格講習の流れ・料金について

今回埼玉県キャンプ協会の流れになりますが、どこの都道府県も大枠の流れは同じようです。
ただ、座学が複数日に分かれていたり、オンラインだったりと様々で、特に実技の方は場所も違いますし、講義の内容も若干異なるかと思いますので、あくまで参考にしてくださいね。
参考までに日本キャンプ協会にアップされている、『キャンプインストラクター養成講習会情報』のリンク入れておきます。
こちらよりご確認ください!

 

講習会について

今回受けた埼玉県キャンプ協会でのキャンプインストラクターの講義はわかりすく大きく分けて2種となります。¥

❶テキストを使用した座学、筆記試験
→今回13:30-17:00と3時間30分でしたが、1泊2日実技の際もテキストを使用した講義がありました

実技の最後に筆記試験があり、全50問の50点満点、合格ラインは60%以上の正解となります。(協会によって違う可能性あり)

❷1泊2日の実技
→座学の翌週の土日でしたが、都道府県によっては先に行なったり、少し間が空いたりします

 

料金について

気になる料金については、これも受講料に関しては都道府県によって異なるようです。
ただし、インストラクター登録申請料¥15,300というのは共通でかかります。

参考までに埼玉県キャンプ協会は¥18,000、東京¥20,000、石川県¥12,000、島根県¥13,000といった感じです!

 

なので、受講料¥15,300+受講料となるので、合計¥28,000〜¥35,000というところでしょうか。

 

1泊2日の実技もありますが、高くもなく安くもなくというところですね汗
この金額あれば、だいぶいいキャンプ飯が食える!あのギアが買える!とかは考えないことにしましょう笑

知識と経験を得られるということを考えれば、自己投資ということで!

 

キャンプインストラクター講習はどんなことやるの?

先ほど簡単に触れましたが、座学・実技について改めてそれぞれ触れていきましょう。

❶テキストを使用した座学

埼玉県キャンプ協会では、会長(通称よっちゃん)直々に講義をなさってくれます!
これは結構珍しいパターンのようですが、元教師ということもあって会長はお話しするのが上手で聞きやすかったです。
そして話しやすく、親しみやすい方です!

今年は下記のテキストが配られました。
日本キャンプ協会と書いてあるので、これは全国同じテキストなのかなと思います。
約230Pもあります汗
テキストの他は、それぞれの協会によるかと思いますが、協会パンフレットと翌週の実技用(スケジュールや準備物)の冊子でした。
キャンプインスタラクター_テキスト
埼玉県キャンプ協会では、実技の最終日の最後に筆記試験があったので、このテキストは重要です!

率直に言いますと、筆記試験自体はこのテキストをしっかり勉強すれば全然難しくはないですが、全く勉強しないで臨むのは意味ないですので、一通りは読んでみましょう。
内容的には何度かキャンプをしたことがある方は、すんなりと内容は理解できますし、一言一句読み尽くすに越したことはないですけど、ささっと重要そうなところを流し読みするだけで十分頭に入ってきますよ。

あと、講義中に「ここは出るから要注意だよ〜」とか、要チェックページも教えてくれるので、テキスト全体をざっと読みつつ、この要チェックページを復習すれば合格間違いなしです!

 

❷1泊2日の実技

場所は毎回変わるようですが、今回は『長瀞カヌースクール』での実習でした。
参考までに2022年は『長瀞げんきプラザ』、2021・2020年は『神川げんきプラザ』にて行っていたようです。今回はちょっといつもと違って、カヌースクールということでアクティビティの一環でラフティングがスケジュールに組み込まれていて、これ何気楽しみでした!
リアルに12,3年ぶりのラフティング!楽しい記憶しかないです!

ちなみに受講者は座学から通じて自分を入れて7名の参加者で、うち女性1名の参加者で行われました!
3名ご都合でキャンセルがあったようで、少し少なめの参加者のようでした。

 

スケジュールはこんな感じです!
しっかりと内容が組み込まれていますが、いい意味でこの時間にはとらわれずにゆる〜く楽しみながらやりましょう!というよっちゃん(会長です笑)スタイルが自然体で望めてすごく良かったです。

では次は皆さんが気になる実技についてまとめていきますね!

 

気になる1泊2日の実技はこんなことやりました!【1日目】

まず現地集合ということで、『長瀞カヌースクール』に直行です!
集合時間は8:30から受付・オリエンテーションとしおりにあったので、8:00には着いていた方がいいかなーと思い、早めに到着。

おっ、遠くから会長とタキさん(スタッフの方)の姿見え、荷物を運んでいるようで先に到着していました。
ちょっと8:00過ぎちゃったのでまずいな〜と思ったら、一番乗り!!素晴らしい笑

 

ということで、荷物運びのお手伝いから1日目がスタートしました。
長瀞カヌースクール』の駐車場があるのかなと思ったらそれらしきものはなく、駐車スペースがちょっとわかりづらいためこの協会の旗を目印として立てていました。
※旗逆になっててすみません…
キャンプインスタラクター1

長瀞カヌースクール』は会長のお知り合いということもあって当日は貸切!
※会長ことよっちゃんは長瀞出身

今回はあくまで講習ということことで、撮影は遠慮気味であることはお察しください笑

カヌースクールはこんな感じ。
歴史と温もりのある建物で、テラス席も2箇所、みんなで焚き火もできるスペースもあります。
撮影はしなかったのですが宿泊施設もあり、とても素敵な場所ですよ!少し散らかってはいますが笑

あと、今回オーナーさんの計らいで色々とサービスしていただいたようで、感謝です!ハキハキとしていて、かつ優しい女性のオーナーさんです。
長瀞カヌースクール1
テラスが2箇所あって、目の前には川が見えます。
ここでサップとかカヌー、そして本日行うラフティングなどを行なっていて、長瀞特有の岩の風景も見られてなんだかゆっくりビールでもなんて気分にさせられます…
長瀞カヌースクールからの風景

隣の敷地には、ここはBBQスペースかな?屋根のある場所と、この隣にはちょっとした広場があります。
その広場でレクリエーション、そしてテントを張って宿泊しました。
長瀞カヌースクール2

 

まず最初に名札づくりとアイスブレイクから

さて、1日目最初のカリキュラムは、みんな初対面ということで、実際キャンプ指導した際にキャンパーのみんなが初対面を想定して(主に子どもたちを想定)、アイスブレイクから始まりました。

 

とその前に、みんなそれぞれの名前がわからないので、よっちゃんが用意してくださった特製の木材で名札を製作です。
表には名前、裏にはニックネームを記載。
手作りの名札1
ニックネームは大切!実習中は結構ニックネームで呼び合うことが多く、初対面という垣根をとってくれやすいです。
私はコータロー。もっとラフな方が呼びやすいんですけどね…
ホリエモンってのも微妙だったんで笑

表裏で違うのもいいアイディアですよね!意外にピンをつけるのに苦労しましたが。
手作りの名札_ニックネーム
手づくりということで、一緒に製作するときにも会話が生まれるので最初の緊張を解くにはいい時間です。
左からガッくん、ねぎさん、なるみんです!
名札を作る風景

 

今回は大枠のスケジュールはありますが、あくまで目安で楽しみながらゆったりとやりましょう!
ということをおっしゃってくれたので、キャンプでいつも心がけている『とにかく楽しむ』こんな気持ちで臨みました。
筆記試験だけなんか不安だったけど笑

 

さて、アイスブレイクについてですが、こちらは講師のタキさんがご指導してくださいました!
さすがに実施風景を写真で撮ることはできませんでしたが、わかりやすくいうとちょっとしたスキンシップを交えながら簡単なゲームをして、会話のきっかけを掴むという感じです。

ジャンケンを交えてのゲーム、ペアを組んでフリスビーや紙だけを使った遊び、全員で行うフラフープを使った連携プレーなどなど、子どもをイメージしたゲームではありましたが、外でやると不思議と大人でも懐かしさも相まって大盛り上がりでした!

ここで名前を呼び合うゲームを交えているというところも、自然と名前を覚えるきっかけになり良いですね!
特に大人同士は名前とか聞きづらいですから…

思った以上に勉強になり、子どものいる組織キャンプにおいては特にとても重要と感じる講習でした!

 

関係ないですが、合間合間でよっちゃんが持ってきてくれたプラムを食べながらやっていました笑
しっかり熟していて美味しかったぁ。
プラム

 

次はテント設営法の実践

さてさて、少し緊張がほぐれたところで、少しテキストを使った講習を挟んでキャンプで大切な『テント設営法』の実践です。
大袈裟な言い方ですが、その名称通りテントを張るということです笑

コロナ禍の影響もあり、今回はソロテントもしくは2名様テントを張りました。
聞き忘れましたが、もともとは複数人泊まれるテントだったのでしょうか。いらない情報かもですが今度聞いてみます!
ここは自分も含めて皆さんキャンプ経験者ということで、難なくそれぞれ組み立てていました。
もし初心者の方がいても、講師の皆さんや仲間が教えてくれるから安心してくださいね!

ちなみに自分で持ってきてももちろん大丈夫ですが、テントは教会の方で用意していだけます。(埼玉県キャンプ教会の場合)
テントも含めて、下記をレンタルもしくは用意してもらえました。

 

◆テント
◆寝袋(これは¥500でレンタル)
◆寝袋に敷くマット →マットは自分もの用意しました
◆虫除け線香
◆グランドシート →これは今回特別?

 

寝るには十分な設備です。
自分はこの左側のOgawaの2名テントを選びました。このテントは2つのみでしたが図々しく笑
一番奥を陣取り、右側は持ち込みしていたガッくんのパップテント。いいね!
テント設営1
奥から眺めた皆さんのテント。
テント設営2
全体の様子です。ソロには十分な広さですね!
ちなみにイビキなどは全然聞こえませんでした笑
もし自分がイビキかいててうるさかったら、すみませんでした!!
テント設営3

テントを張るといよいよキャンプっぽくなってきましたね!
このときロープワークも少し学んだのですが、これがめちゃくちゃ深いんです。そして結び方の種類が半端ない…
これは最低限使用頻度が高そうなロープワークは覚えないと!すごく便利すぎて驚きます。
よっちゃんはじめ、講師の方たちはスマートにシュシュっと結んでカッコいいんですよ。

 

安全・リスクマネジメントについて学んだらいよいよ?ラフティングでアクティビティの体験!

1日目のお昼は持参だったので、それぞれ持参のお昼ご飯を済ませた後は、みんなで安全・リスクマネジメンについての講習を行い、いよいよメインイベント(自分の中で勝手に)のラフティングです!

 

と、その前にキャンプにおいて安全の確保、危険の想定の講習はとても大事であり、重要なことなので学んで損はないです。
講習では3チームに分かれてキャンプ風景のイラストから、どこが危険かを予測してみんなに発表・ディスカッションするような形で行われました。
わかりやすい危険もあれば、予測しづらい危険が潜んでいたり、特に子どもはいるときの川遊びは気をつけないと、と引き締まる思いになりました。

 

はい!
それでは、しっかり学んだあとはラフティングへGO!!
こちらの『長瀞カヌースクール』では、諸々レンタルできます。(無料)

・ウエットスーツ
・専用靴
・ライフジャケット
・ヘルメット

ウエットスーツは気候によって着なくても大丈夫ですが、時期と天気的に一応着用しました。
6月下旬だったので、水も冷たいですし迷ったらきておいた方がいいです!

前々日に結構な雨が降ったので、水嵩はちょっと高めで川の流れも少し早め。
ここは水量が200トン以上だと実施しないというルールがあるのですが、この日はなんと199トン!

自然のアクティビティは危険と隣り合わせな部分もありますが、せっかくならやりたいですよね。
自分も多分15年ぶりだったので。

 

 

結果、色々と検討していただき、安全を考慮して添乗者2名体制で決行となりました!!(通常1名)
ある意味いつもよりも流れがきつい分楽しめそうというワクワク感が。
これが自然のアクティビティの醍醐味ですよねー

この絶妙な笑顔w こんな格好になり(ここにライフジャケット着用)いざ車でスタート地点へ出発!
長瀞ラフティング1
車で5分程度ですかね。
スタート地点がここです。
長瀞ラフティング川
このボートに乗ります!
まだ少し川の濁りがあるのわかりますか?それだけ水量が多く、流れも強めですね。
確かにこれ以上多めで早かったらちょっと怖いかも。

こちらで実際乗りながら、簡単な操作方法などの説明を受けて、いざ出発!!
長瀞ラフティングボート

 

ばっしゃん!!

イチ! ニ! イチ! ニ!
漕ぐのやめー!

 

はい!みんなで漕いでー!
イチ! ニ! イチ! ニ!

 

うわぁ、やっほーい!!

 

うぇいうぇい!

 

イチ! ニ! イチ! ニ!

 

ひゃっほーい!!

 

 

激しいポイントも3箇所くらいあって、あー、楽しかった!!
伝わりましたか?
さすがに写真撮れなかったので、音だけで表現しました笑

めっちゃ楽しかったです!
川の流れが早い分スピードも早く、いつもは途中でボートから降りて泳いだりするのですが、今回は危険ということもあり、あっという間に着いちゃいました。
なので、もう一回やりたいくらいでしたー

アクティビティの尺無駄に長くなったので、この様子は協会の写真を見てもらえればわかりやすいかと!
ラフティングの写真はこちらより。

 

さぁ、楽しんだ後は長瀞カヌースクールに戻る前にひとっ風呂を浴びに、『養浩亭』へ移動。
ここは大正11年8月、上長瀞に訪れた渋沢栄一が、孟子の説いた「浩然の気を養う」という言葉を引用し、養浩亭と命名した由緒ある旅館です。
本来はお風呂のみは受付ていないのですが、ここはよっちゃんの地元の力でお願いしてくれたようです!さすがー

とてもいい湯でしたが、少々狭かったです笑
これも貴重な体験でした。

外観と受付風景はこちら
養浩亭外観
養浩亭受付

 

さて、次はもう一つの楽しみの夜のキャンプ飯づくり!

ラフティングから戻ってきたら、もう夕暮れ時です。ビール飲みながら肉食いてぇ。
綺麗な夕日を見て、さらに腹減ってきました。

みんな楽しいご飯の時間です!
キャンプ飯、何かと言いますと…!!!

 

 

やっぱりカレーです。

 

 

『やっぱり』とは言い方が悪いですが、キャンプ飯の基礎はやはりカレーですよね!
勝手なイメージですが…
でもキャンプでも海でも外で食べるカレーって抜群にうまいんですよねー 不思議。

 

ということで、まずは火おこしから。
さすがにライターなしでというわけではありませんでした笑
ただ、炭でカレーもお米も炊きます。
火おこし1
火おこし2
野菜切りもいて、作業は分担です。
これもキャンプでは重要なことですよね。
炭は火力調整が難しい!いつもガスでボーって感じで楽しているので、こんなときは炭でじっくりは楽しいです。

そしてこの時期旬のとうもろこしを直火でそのまま焼きます!
これがうまいんだな。この皮を剥かずに焼くことで中が蒸されて甘味が凝縮されるんです。
キャンプ飯_カレー_とうもろこし直火焼き
ちなみにお米は3種の容器で炊くという実験?もしていて、『飯盒』『シェラカップ』『コッヘル』で炊いたらどれがおいしいか!という味比べもしてみました。

楽しくつくってあっという間にできましたよー
トウモロコシはこれくらい外側が焦げてきたらOKです!これ絶対やってみて。
焼きとうもろこし
ご飯も美味しそう。
飯盒炊爨
そしてカレーもできたので、みんなで乾杯していただきます。
ちなみに野菜はすべてよっちゃんの畑で採れたもので、ごろごろミニジャガイモがいい。
頭使って動いた後だったので、カレーがうまいことうまいこと!
キャンプ飯_カレー
体絞っているのに3杯も食べちゃいましたよ。ちなみに偶然かもしれませんが、飯盒のご飯が一番美味しかった。
なんか子どもの頃に行ったキャンプを思い出しましたー

焼きとうもろこしもこんな感じ!見ただけで甘そうでしょ。
焼きとうもろこし
そして鹿肉をよっちゃん(何度もいうけど会長w)が持ってきてくれて、ジビエも堪能してお酒もススムくんでした笑
鹿肉

ご飯の部分も長くね?と思うかもしれませんが、やっぱり楽しい・美味い部分はお伝えしたくなっちゃいますよねー

みんなで焚き火を囲みながら、こんな雰囲気で過ごした夜でした。
ひとり減りまたひとり減りで、最終3-4人で2:00くらいまで飲んじゃったのは内緒です。
焚き火を囲む

 

おはようございます!実技【2日目】へ突入!

少し寝不足ながら無事に?朝起きることができました笑

なんと講師の中村さんが、昨晩コーヒー豆を煎ってくれていたできたてコーヒーをご用意してくれて、朝から気分爽快です!
普段は大学教授もやられているようで、お忙しい中みんなに美味しいコーヒーをご用意してくれた中村さんには感謝です。
いい感じのギアもたくさん持っています。(後ほど簡単に写真あります!)
中村さん

 

朝食は災害時のお米の炊き方から

さっそく朝食なのですが、今回の朝食は災害食のお勉強で、炊飯器や専用の容器がなくてもご飯を炊く方法なので、災害時にも役に立ちます。
火と水、100℃以上に耐えられるビニール袋は必要ですが、このお米の炊き方はぜひ覚えておきたい調理法です。
代表的な袋は『アイラップ』。60枚¥128とお値段もかなり安い!
こちらは丈夫で破れにくい高密度ポリエチレンでできており、耐熱温120℃、耐冷温度−30℃なので冷凍・湯煎はもちろん、電子レンジにも使用できるそうです!

お米を炊くと容器にお米がべっとりして洗うの大変ですが、容器が汚れないのでこの方法はいいですよ!

 

簡単に調理法も載せておきます。

❶耐熱ビニール袋に一合お米を入れる
❷お米から約1cmほど上くらいまで水を入れ、空気を抜きながらできるだけ真空状態にして結ぶ(米1:水1.2位の割合)
❸沸騰させたお湯の鍋に約15分入れる(鍋の水は米に触れないので、災害時は泥水でも大丈夫

 

たったこれだけでOK!
朝食_災害食

今回は焼き鳥の缶詰を使ったどんぶりなので、この焼き鳥も同じ要領で袋に入れていきます。

❶耐熱ビニール袋に焼き鳥の缶詰を入れる
❷お好みでめんつゆ、卵、ネギ(あと乗せでもOK)などを入れる
❸沸騰させたお湯の鍋に約5〜10分入れる(卵が半熟好みの人は短めに)

 

お湯からあげたてはこちら。
災害食_調理後
これで熱々の丼飯が食べられますよ!

お皿に移して海苔とネギをかければあっという間に焼き鳥丼。
災害時は海苔やらネギはないかもですが、せっかく食べるなら美味しくいただきます!
災害食_でき上がり

朝食後は、火をつけるギアの紹介と紐を使った創作活動

朝食後、片付けが終わったら中村さんが火をつけるギアを紹介してくださいました。
アルコール、ガス、ホワイトガソリンを使ったギアの特徴なども説明してくれて、やはり気候・標高・目的によって使い分けることも重要ですね。
その分ギア増えますが、それが楽しいんですよ!奥さんの顔色はうかがわないといけませんがw

 

実際それぞれ火をつけたりしながらご説明いただきました。
JETBOIL(めっちゃ火力凄いやつ)は欲しくなっちゃうよなー
吊るしてお湯沸かせたりどちらかというと登山用だけど、なんか惹かれる!
中村さんギア

 

次に簡単な講義後に、紐を使った創作活動体験を行いました。
これはキャンプに行っても雨が降ってしまうこともあるので、そういったときに行う室内アクティビティの一環になります。
他にも松ぼっくりや枝を使って創作するなどが挙げられますよね。子どもはもちろんのこと、大人もたまにはスマホじゃなくて、こういった創作をしてみると気分転換になりますよ!
講座風景
戦争のない平和な世界を、という想いを込めて紐を使った人形をつくるということがテーマでしたが、これが難しい!!
人形といってもイメージつかないかと思いますが、2本の紐を編み込みながらつくっていく人形のですが、少しは器用と思っていた自分は全然ダメ…

講師だけでなく、周りのみんなにも聞きながらなんとか完成… リアルに1時間はかかりました。。
必死すぎてつくっている風景撮り忘れました笑

コワイ…?いやよくみると髪の毛もキレイなロングで…
娘をイメージして作ったので、めっちゃ可愛いですよ!家に持って帰って顔は娘に描いてもらおうかなと描きませんでしたー
手づくり人形

何が難しいかって、真ん中の編み込みの部分です!
たった2本の紐ですが、こんな規則的にキレイにできるなんてちょっと驚きました。
道具は一切使っていませんが、編み物ってこんな感覚なのかな…

正直地味ですが、何か沸々と湧いてくる達成感を感じることができ、これが目的か!と勝手に感じるおじさんでした。

 

みんなそれぞれの仕上がり方で、やっぱり十人十色で個性って面白いです!
右上の顔がウケるwww
手づくり人形_みんなの作品

 

いよいよ最終筆記試験!!

朝からのほほんっと過ごしてきたわけですが、みんな忘れていないのが最終の筆記試験
『さすがに簡単だろう』って言い聞かせていますが、いざ近づくとちょっと緊張感が出てきます。

人形づくりの後に約1時間ほど自習時間が設けられて、それぞれ勉学に励みます。
講師の方々に何でるんですかー?って聞くと遠まわしにヒントくれたりしますよ笑

 

さぁ、あっという間に時が過ぎ、いよいよ筆記試験開始です!!
全50問の50点満点、合格ラインは60%以上の正解。

 

 

ふむふむ。

 

そうきたか。

 

これねー。

 

なんだったっけ。

 

 

それぞれ心の声が聞こえてきそうですが、順調に回答を記入。
久々のこういった試験でしたね。

 

はい終わりー!!
試験終了です。

 

 

回答はその場で採点していく形となりました。
その方が間違えた場所をすぐに復習できますからね!

 

結果は…

 

 

ダダン!!(古い?)

 

 

見事合格でーす!
50点満点中48点と満点は逃してしましましたが… 

参加者全員が無事合格でき、みんな一安心です。
こっから祝杯をあげたいくらいでした。

みんな、おめでとうございます!!

 

ちなみに、最後に簡単なアンケートもあったのですが、今回のインストラクター実習の感想を川柳で表現してくださいってのが一番の難題でした笑

 

合格者にその場で認定書が渡され、みんなで表彰式!

無事、全員合格ということで簡単に認定書表彰式が行われました!
こんな風にもらうのも久々でなんだかより嬉しい気分でしたね。
表彰式
よっちゃんとの2ショットも笑顔いっぱいでしたー
キャンプインストラクター資格取得
最後にみんなで記念撮影!
みんないい人たちばかりで、改めて生粋のキャンパーに悪い人はいない!と確信した講習会でした。

改めて、講師のみなさん、長瀞カヌースクールの方たち、ともに過ごした同志のみなさん本当にありがとうございました!!

 

認定書はこんな感じです!
キャンプインストラクター認定書

 

最後にキャンプインストラクターの資格について簡単にまとめます!

無事キャンプインストラクターには合格したのですが、せっかくなので資格について個人的な感想を簡単に箇条書きでまとめてみたいと思います。
ポジティブ、ネガティブな要素どちらもあえて一緒くたにまとめます。

 

◆資格がなくてもキャンプは楽しめる!
◆キャンプをするにおいて安全・リスクマネジメントついての意識が高まる
◆組織(集団)でのキャンプの知識・教養が深まる
◆資格を持っているということでの信頼感が高まる(仕事にするならなおさら)
◆知らない方とキャンプすることで、人間力・対応力が高まる
◆キャンプ業界での人脈を広げやすい(自分次第だけど)
◆資格を持っていると、どうやら割引が受けられるところがあるらしい
◆知らなかったキヅキを得られる
費用がそこそこする
◆資格継続には年間費がかかる(埼玉県は年間¥6,000)

 

こんな感じでしょうか。
これから受験される方、漠然と考えている方の参考になれば嬉しいです!

 

もしよかったら他の記事もぜひみてみてくださいねー


Recommend